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大学職員と土曜出勤

大学職員という仕事
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本日のテーマは「土曜出勤」です。

 

大学事務はもっぱらホワイトだと言われていますが欠点はいくつもあり、その一つがこれだと思います。

 

この記事は、とある首都圏の私立大学2校ではたらいた私の個人的経験にもとづいたものです。
2020年現在の私は大学職員歴満6年。契約社員として授業や単位などに関わる学生対応がおおい部署で働いています。
大学の仕事は大学により千差万別です。あくまでも一例として読んでいただけたら幸いです。

 

大学職員、絶望の土曜出勤

土曜出勤パターンを比較

 

大学の土曜出勤パターンを列挙してみました。

 

大学職員の土曜出勤の例
・土曜出勤なし(完全週休2日制)
・年間数日だけ土曜出勤あり
・隔週土曜出勤(昼過ぎまで)
・隔週土曜出勤(15時半頃まで)
・隔週土曜出勤(フルタイム)
・毎週土曜出勤(昼過ぎまで)

 

土曜出勤なし(完全週休2日制)

土日休みの、一般的な週5日労働です。

土曜出勤はないにこしたことはありません。

 

年間数日だけ土曜出勤あり

こちらもほぼ週休2日制と同じで、基本は土日休み。

行事等で年間数日だけ土曜出勤があります。

私がかつて働いていた大学はこのパターンでした。

 

隔週土曜出勤(昼過ぎまで)

隔週で土曜日に出勤しますが
昼までなのでそこまで負担はありません。

 

大学は土曜日も授業があるため学生や教員対応などもありますが平日よりは忙しくありません。
朝しっかり起きて半日はたらき、午後そのまま遊びに行く。

考えようによっては朝寝坊を避けて時間を無駄にせずに行動的になれるかもしれません。

 

隔週土曜出勤(15時半頃まで)

大学職員の所定労働時間は、多くが17時や17時半までです。
15時半までだとほぼほぼフルタイムと変わりません。

 

この"平日より少し短い就業時間"は案外やっかいです。

学生や教員から事務局はいつでも17時までだと錯覚されると対応が長引きなかなか帰れなくなったりします。

仕事終わりにどこかに行くにも、もう夕方です。

 

隔週土曜出勤(フルタイム)

私の現在勤めている大学はこのパターンです。
正直、疲れがなかなか取れません。

6日間労働の疲労が1日でとれるわけあるか。

 

毎週土曜出勤(14時頃まで)

毎週土曜出勤で連休が全くないなんて死にます。
精神が死にます。

私なら絶対にこのパターンの大学への転職しません。

このパターンの大学に転職をお考えの場合、夏休みやその他の休みでどれほどカバーしてくれるか、きちんと採用担当者に質問した方がいいと思います。

 

土曜出勤のツライところ

私はほぼ週休2日制の大学から
隔週土曜日(フルタイム)の大学に転職しました。

転職理由はボーナスと通勤時間で、その2点では転職して良かったと思っています。

 

しかし、土曜出勤だけは…
土曜も働くようになってはじめて、

「毎週かならず土・日と仕事のない日が2日連続で存在する」ことの尊さが身にしみてわかりました。

 

絶望1|疲れが取れない

日曜日はもう眠すぎて、
体の節々がギシギシしすぎて、
足がパンパンにむくみすぎて、
何もする気にならないです。
繁忙期は特に辛いですね。

 

6日間連続出勤してがんばったのに、
なか1日で、すぐまた5日連続出勤すると思うと嫌になります。
全身が何かしら不調をかかえたまま翌週月曜日を迎えることの絶望ったらないですよ。

 

日曜日の夕方から仕事に行きたくなさすぎて嫌な動悸がしたり…。

 

絶望2|日曜日が一瞬でおわる

郵便の開封とか、部屋の掃除とか、
平日に手を付ける気力のなかった雑務をしていたら一瞬で日曜日が終わります。

昼寝なんてしようものならもう夕方。

何のために働いているのか、ものすごくむなしくなる時があります。

 

絶望3|ずっと職場にいる錯覚

職場にいる時間が長すぎて気が休まりません。

この段階に陥ったなら、有休を使って心を整えていかないと精神が壊死します。

転職したばかりだと、支給される有休が少ないのでさらに辛いかもです。

 

絶望4|外出するにも覚悟がいる

唯一の休日、日曜日を家でゆっくりするか外出するかの葛藤があります。

「もう無理。とにかくリフレッシュしたい。」
そんな精神状態の時は、いくら週1日しか休みがなくても遊びに行くなどして心を整えないとやってられません。

 

当然翌週は疲れすぎてやばいのですが、精神の安定のため仕方ないのです。

 

土曜出勤のメリット

私は土曜出勤はなくなっても何も問題ないと思っているので、本当に1つだけ。

 

土曜日は比較的落ち着いて仕事に集中できます。

どこの大学でも、土曜日は平日と比べて学生や教員対応は落ちつきをみせます。

さらに隔週土曜出勤の大学は、
土曜日は職員の半分は休みなので電話がなる確率も減ります。

 

なかなか平日にできなかった細かい仕事にも着手しやすい。
そこは土曜日のいいところです。

 

転職で気を付けたいこと

 

大学職員への転職を考えている方の多くは、大学業界のホワイトな面を重視していますよね。

私もおなじでした。

 

では、どんな大学ならその恩恵を受けられるのか。
転職する際に気を付けたいポイントをまとめました。

 

完全週休2日制なら安心なのか?

基本的には、完全週休2日制の大学が一番いいと思っています。

生活リズムを取りやすく、
プライベートでも行動的な日と休む日で緩急がつけられるのは大事です。

 

ただし、気を付けなければならない点もあります。

 

▼オープンキャンパスなどの学内行事の頻度

学生集めが大変な大学や短期大学などの場合、年間30回以上オープンキャンパスが行われます。
オープンキャンパスは土日です。
出勤となれば当然 振替休日になりますが、
部署内で調整するので振替日を自由に選べないことも考えられます。

 

▼夏休み・年末年始の休みがどのくらいあるのか

土曜出勤のある大学は、夏休みが多く取れるようにして帳尻合わせをします。
逆に完全週休2日制でも盆と正月の一斉休暇が短い大学もあります。

休みが多いかどうかは、転職サイトの情報だけでは判断できません。

 

「年間休日120日以上」は普通だ

転職サイトでアピールポイントとして書かれることが多い「年間休日120日以上」。

大学職員の採用ページの多くにこのタグがついていますが、これは全くアピールポイントになりませんのでご注意ください。

 

何故ならそれが"普通"だからです。

 

2020年の土日祝日の数はちょうど120日です。

年間休日120日というのは、
完全週休2日制の土日祝日休みの会社と同じ。

ワークライフバランスを考えれば当たり前の休日数なんです。

 

むしろ大学は祝日も授業があり出勤の可能性が高いので注意が必要です。

 

夏冬の一斉休暇をチェック

多くの大学では、夏と年末年始に休暇があります。

 

もしも土曜出勤のある大学を考えているなら、この休暇でどれだけその土曜出勤分を補てんしているかも重要かと思います。

 

私の現在の大学では、隔週土曜フルタイム出勤なので年間25日くらい土曜日に出勤します。
しかし、それに代わって夏休みが25日くらいもらえます。

もちろん有休とは別にもらえます。

また、冬休みは10日くらい一斉休業があります。

 

土曜出勤があってもそれに代わる休みが与えられるのであれば、土曜出勤でも悪くないかもしれません。

 

以上

「大学職員の土曜出勤」でした。

 

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