国立西洋美術館の
「チュルリョーニス展 内なる星図」に行ってきました。

人生初めてのチュルリョーニス回顧展、素敵でした。
神秘的な光と意味深なモチーフ、チュルリョーニスの音楽と絵画が融合した独自の世界観が素晴らしかったです。
| この記事は美術展で個人的に好きになった作品の画像と共に、会場解説・音声ガイド・図録なども参考にしながら、勉強日記のような感覚で感想を書いたものです。 ネタバレを避けてグッズなどの展覧会情報だけを知りたい方は「チュルリョーニス展 情報」までジャンプしてください。 |
「チュルリョーニス展 内なる星図」 感想
作曲する画家、チュルリョーニス
M. K. チュルリョーニス《リトアニア民謡「走れ、刈り入れの列よ」のためのヴィネット》1909 インク/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(Mikalojus Konstantinas Čiurlionis / 1875-1911)は、リトアニアの国民的芸術家のひとりです。
音楽と絵画という異なる芸術をきわめて独創的に融合させていった作品が特徴で、わずか35歳という短い生涯において、約6年間で300点以上の絵画作品を制作しました。
本展の展示作品のなかから、個人的に印象に残った作品をいくつか記録に残しておきたいと思います。
閃光[3点の連作より]
M. K. チュルリョーニス《閃光Ⅰ [3点の連作より]》1906 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
1875年9月22日、チュルリョーニスはリトアニア南部の町で慎ましい家庭に生まれました。
オルガン奏者を父に持つチュルリョーニスは、18歳の時にポーランドのワルシャワ音楽院に入学。
初めは作曲を学ぶ傍らアマチュア画家として絵を描いていたそうで、本格的に絵を学び始めたのは1902年頃からです。
チュルリョーニスの作品には豊かな自然をテーマにしたものがしばしば登場しますが、写実的なものは極わずか。
幾何学的ないしは象徴的な表現に近い作風となっています。
M. K. チュルリョーニス《閃光Ⅱ [3点の連作より]》1906 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
《閃光Ⅰ》《閃光Ⅱ》《閃光Ⅲ》の3連作は、チュルリョーニスが自然を主題とした最初期の連作のひとつです。
特定の地域を表したものではないのだそうで、夢と現実の狭間のような不思議な雰囲気が漂います。
丸くぽわっとした光の群れが3つの画面をゆっくりと漂ってゆく様子が印象的でした。
M. K. チュルリョーニス《閃光Ⅲ [3点の連作より]》1906 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
とりわけ《閃光Ⅲ》の、青の色合いが美しかったです。
画面後ろに描かれているのは「門」だそうで、チュルリョーニスの絵画において「門」は現実と夢幻、此岸と彼岸、可視的世界と不可視の領域を隔てる重要なモチーフとなっているようです。
この3連作では、混沌とした風に導かれた閃光(=精神の欠片たち)が何らかの変容を遂げようとする様を描いていると考えられています。
展示風景
本展では、「閃光」の3連作以降、チュルリョーニスの表現する独特で幻想的な作品たちが次々と登場していきます。
まるで 展覧会でも「門」の役割を果たすように、この連作を皮切りにチュルリョーニスワールドへ没入してゆくことになるのでした。
冬 [8点の連作より]
連作という形式は、チュルリョーニスにとって画業の初期から重要な位置を占めていたそうです。
先述した《閃光》の3連作や、人間の死と葬送を表した《葬送交響曲》の7連作、《一日》の朝・昼・夕・夜を推移する自然を表した4連作などなど、チュルリョーニスは多数の連作を手掛けています。
1907年には季節をテーマにした作品群が制作されました。
とりわけ印象的だったのは「冬」です。
M. K. チュルリョーニス《冬Ⅰ [8点の連作より]》1907 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
冬の連作に共通するモチーフは「樹木」。
雪が樹木を白く染める《冬Ⅰ》から始まり、2本の樹木の対比によって、生と死、希望と絶望の概念表した《冬Ⅳ》、《冬Ⅴ》になると樹木が燭台の形に変化して神聖な光を放ち、《冬Ⅵ》《冬Ⅶ》では雪解けで顔を出した緑の葉によって生命の息吹を伝え、最後《冬Ⅷ》で氷雪は星へと還元され冬の強靭なエネルギーとして結晶化する。
そんな、世界創造の壮大な物語を表したのが冬の8連作となっています。
M. K. チュルリョーニス《冬Ⅳ [8点の連作より]》1907 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
樹木が燭台のメタファーになる、というのを踏まえて作品をⅠから Ⅷ へと順番に観察していくと、最初からちょっと変わった樹木の形をしていることが分かってきて面白いです。
雪を表現するにしても、《冬Ⅰ》のように雪の結晶マークのように表されていたかと思えば、《冬Ⅳ》ではそれがクリスマスツリーのように光り輝き、燭台に変化し、最後は星になる。
一般的な冬の風景画とは全く異なる、チュルリョーニスならではの観点が楽しい連作でした。
第6ソナタ(星のソナタ):アレグロ
絵画と音楽という異なる芸術を独自の感性で融合させようとする芸術家はたくさん存在しますが、チュルリョーニスが美術史において特別な存在と言わしめるのは、職業作曲家だったチュルリョーニスならではのアプローチ。
「空間芸術である絵画」に「音楽的な時間の流れ」を付与する表現がその理由だそうです。
表現理論は非常に難解でとても理解できるものではなかったのですが、それでも何となく自分なりに感じるものがありました。
M. K. チュルリョーニス《第6ソナタ(星のソナタ):アンダンテ》1908 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
例えば《第6ソナタ(星のソナタ):アンダンテ》。
空高くたゆたうの雲の波が、五線譜の上に流れる音符のように、独自のリズムを刻んでいるようでした。
中央にある天の川はリトアニア語では「鳥たちの道」― 死者の魂が歩む道であり、その後方では魂が生き続けるとされているモチーフです。
魂の行く先を音楽が導いているように思わせてくれる作品でした。
ジェマイティヤ地方の道端の十字架
ヨーロッパ最後の異教国であり自然崇拝や祖霊信仰が根強く残っていたリトアニアの「十字架」は、ほとんどの場合が木製で、動植物や天体をモチーフとした装飾的な意匠がふんだんに施されているのが特徴だそうです。
ロシア支配下にあった当時、この伝統的な十字架の制作は禁止されますが、20世紀に入ると独立への願いを込めた「静かな抵抗」の象徴として広まっていきました。
M. K. チュルリョーニス《ジェマイティヤ地方の道端の十字架》1909 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
チュルリョーニスもまた、民族解放運動に積極的に身を投じていたのだそうです。
《ジェマイティヤ地方の道端の十字架》に出てくるジェマイティヤ地方はもっとも十字架制作が盛んなことで知られる地で、チュルリョーニスは1909年滞在時に多数のスケッチと絵画を制作しました。
本作以外にも《リトアニアの墓地》という作品では、星空をバックに数多の装飾的な十字架が並んでいます。
これらの十字架は、美しいだけでなく、祖国を想うリトアニアの人たちの希望の光だったのかもしれません。
おとぎ話Ⅲ [三連画「おとぎ話」より]
幼いころに母から語られたリトアニアのおとぎ話の記憶は、のちにチュルリョーニスの《おとぎ話》の連作へと繋がっていきました。
チュルリョーニスが描く魔法の世界、騎士、王や王女といったモチーフは、原型的な語りの構造そのものを主題としているのだそうで、ある特定の物語に即したものでもなければ挿絵でもありません。
M. K. チュルリョーニス《おとぎ話Ⅲ [三連画「おとぎ話」より]》1907 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
この「おとぎ話」の3連作に共通するテーマは「タンポポ」です。
タンポポの形をした木々の風景を描いた《おとぎ話Ⅰ》、ひとりの子どもが儚いタンポポに手を伸ばす《おとぎ話Ⅱ》、そして最後に光り輝く太陽へと姿を変えたタンポポが王女の後光を形成する《おとぎ話Ⅲ》。
幼いころの母との思い出がチュルリョーニスによって抽象化されて絵画となり、また別の誰かの思い出として紡がれてゆく。
永遠に語り継がれる物語を体現するような作品群でした。
祭壇
M. K. チュルリョーニス《祭壇》1909 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
本展のなかでも異彩を放っていたのがキービジュアルともなっている作品《祭壇》。
1909年の夏、同年に結婚した最愛の妻ソフィヤと訪れた、リトアニア・プルンゲの地で描かれたものです。
ブリューゲルの《バベルの塔》を連想させる本作ですが、チュルリョーニスはウィーン滞在時に実際に《バベルの塔》を観ているはずなのだそうで、本作がその影響を受けている可能性は濃厚です。
4段の壁面には 塔、橋、騎士、天使といったチュルリョーニス作品にお馴染みのモチーフが組み合わされています。
下から上へ、高みへと昇りゆく人間の精神の諸段階を独自の象徴的な物語によって表現しています。
レックス(王)
M. K. チュルリョーニス《レックス(王)》1909 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
チュルリョーニスが生涯に手掛けた最大の絵画が《レックス(王)》です。
本作においてチュルリョーニスは、リトアニアに古来より根差した汎神論的信仰(宇宙、自然、万物すべてが神そのものであるとする考え)に加え、キリスト教、エジプト神話、神智学、自然科学といった多岐にわたる思想を統合して表現しました。
太陽と月が混在し、まるで人知を超えた時の流れに導かれていくよう。
モチーフが反復して描かれていることによって一定のリズムが生まれています。
大きな弧を描いた画面は、地球を飛び越えた宇宙規模の精神世界への誘いのようにも思わされました。
お気に入りの作品
本展でいちばん惹かれた作品は《第5ソナタ(海のソナタ):アレグロ》です。
音楽が真珠の粒となって、次から次へと絶え間なく波のように押し寄せてくるように思える本作は、優美で荘厳、そして非常に神秘的でした。
1907年からの2年間は、チュルリョーニスと最愛の妻との出会いから始まり、彼自身の芸術的歩みにおいてとても重要な2年間となったそうです。
本作も含め「ソナタ」の連作群や《レックス(王)》、後期「おとぎ話」の連作はすべてこの時期に生まれています。
M. K. チュルリョーニス《第5ソナタ(海のソナタ):アレグロ》1908 テンペラ/紙 国立M. K. チュルリョーニス美術館蔵
チュルリョーニスはその後、自身の画家としての道を探りますが、待ち望んでいた展覧会では否定的な評価が下されました。
その中には今日では彼の代表作となっている《祭壇》などの作品もありました。
チュルリョーニスは創作活動へ激しい情熱を注ぐ一方、家族や故郷への郷愁、不眠、貧困によって健康が蝕まれていきます。
1910年には娘が生まれますが、翌1911年、風邪をひいたことが疲弊した体に致命的なものとなり、35歳という若さで短い生涯を終えるのでした。
M. K. チュルリョーニス《第5ソナタ(海のソナタ):アレグロ》(部分)
その頃、衰弱してゆくチュルリョーニスと入れ違うかように、モスクワの展覧会でチュルリョーニスの作品が注目を浴びていたそうですが、おそらく、チュルリョーニス自身がそれを知ることはなかったのではないか、とのことでした。
彼の死からわずか3週間後、チュルリョーニスの全作品を収集する取り組みがなされ、やがて国立M. K. チュルリョーニス・ギャラリーが開館、のちにゴッホやルドンなどと並んで展示されるまでに至るのですが…。
もうすこし早ければ、自身の熱い想いが実を結んだことを彼が知ってくれていたなら、何かが変わっていたのか?
まるで運命のいたずらのようで、すこし切ない気持ちになります。
それでもこうして時を経て、海を越え、大回顧展を観られたのが本当に嬉しい。
彼の芸術的な試みと制作への情熱を、彼の素晴らしい作品たちを通して感じられたことが、喜ばしくてなりません。
「チュルリョーニス展 内なる星図」、観に行けてとっても幸せでした。
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「チュルリョーニス展」情報
グッズ

チュルリョーニスの作品はどれも神秘的な世界観で すっごくグッズ映えしますね。
可愛くてたくさん買ってきてしまいました。
グッズは展示会場の「外」にある特設ショップで購入できます。
会場を出てすぐのところにありますので、お財布を持って鑑賞した方がスムーズです。
図録

まずは図録です。
B5よりすこし大きいくらいの小ぶりなサイズ感と、布張りでスピンがついたハードカバーの装丁が素敵でした。
緑の部分が布、オレンジ色の部分が布に近いような上質な紙。
そして裏表紙には《リトアニアの墓地》が飾られていて最高のデザインです。

細かいところまでとてもこだわりを持って作らているのがわかります。
まるで長編ファンタジー小説を手に入れたようなわくわく感がありました。
図録は 3,500円(税込)でした。
ポストカード

ポストカードは3枚だけ。
写真撮影できたのと図録も買ったので控えめにしました。
印刷は綺麗なのですが、青色の発色がいまいちだなと思うものがあり、、、。
作品を観た直後に買い物をしているというギャップを抜きにしても、すこし黄みがかり過ぎているのが気になりました。
気に入った作品のなかで、比較的に青色が綺麗に発色しているものを買ってきました。
ポストカードは1枚 198円(税込)でした。
クリアブックマーカー

あれば必ず買うことにしているブックマーカー。
これは《レックス(王)》がモチーフです。
クリアブックマーカーはおしゃれだし気軽に使えるし、とても好き。
550円(税込)でした。
メタルブックマーカー

メタルブックマーカーは《おとぎ話(王たちのおとぎ話)》のデザインを選びました。
ほかにもたくさん種類があって、どれも素敵で。

このブックマーカーで王国とか魔法とかが出てくる物語が読みたいです。
メタルブックマーカーは 1,430円(税込)でした。
トートバッグ

いつもは我慢するトートバッグですが、今回は抗えませんでした。
冬の連作より《冬Ⅶ》がモチーフです。
なかなか写真では肉眼で見た色味が再現できなくて悔しいのですが、実物は青みのある深い赤色で、上の画像(↑)がいちばん実物に近く撮影できました。

ハンドルが長めで肩に掛けやすいところがとても助かる。
絵画の部分はつるつるとした質感の印刷になっています。
トートバッグは 2,750円(税込)でした。
ミニアートフレーム(ミニチュアカンヴァス)

最後はミニアートフレームで、《閃光Ⅰ [3点の連作より]》のデザインです。
うーん、これはポストカードのときと同じく少し黄みがかり過ぎているかな、とも思っています。
青の印刷って難しいのですかね。
実物はこれの100倍綺麗ですし、透明感と発光感があって、もう少し再現して欲しかったなあ。
悩んだのですが、作品自体はとても素敵だったので少しだけ妥協して買うことにしました。
どこに飾るか検討中。
ミニアートフレームは 3,080円(税込)でした。
混雑状況
3月末、平日の昼過ぎに行きました。
鑑賞している間はそこまで混雑が気にならなかったのですが、帰る頃には人が増えてきました。
チケット
チケットは 一般 2,200円 (税込) です。
私はオンラインで事前にチケットを買って行きました。
当日に窓口でも購入できますが、私が鑑賞し終わって美術館を出た15時すぎくらい(?)にはチケット売り場が結構な列になっていたので、オンライン事前購入をおすすめします。
所要時間
所要時間は1時間半~2時間程度です。
私はすべての解説にざっと目を通しつつ、気に入った作品の写真撮影をしながらフロアを2周くらいして2時間かかりました。
ロッカー
国立西洋美術館ではロッカーを利用できます。
ロッカーは無料の鍵式で 100円玉が必要です。
音声ガイドの替わりに…
本展に音声ガイドはありません。
しかし、公式からYouTube Musicで 展覧会の世界を耳から楽しめるプレイリスト「#SoundFirstČiurlionis」が公開中。
チュルリョーニスの曾孫さんでピアニストのロカス・ズボヴァス氏が本展のために選曲したものだそうです。
撮影スポット

国立西洋美術館では展覧会の入口のこちらが定番の撮影スポットですね。
また、本展では多くの作品が撮影OKでした。
巡回
本展は東京展のみで、巡回予定はありません。
展覧会情報まとめ
お出かけ前に美術館公式サイトをご確認ください。
以下はすべて東京展の情報です。
| 展覧会名 |
チュルリョーニス展 |
| ● 東京会場 |
2026年3月28日[土]-6月14日[日] |
| 開室時間 |
9:30~17:30 |
| 休館日 |
月曜日、5月7日[木] |
| 混雑状況 | 3月下旬の平日午後 混雑なし |
| 所要時間 | 1時間半~2時間程度 |
| チケット | 一般 2,200円 |
| ロッカー | 無料/100円玉必要 |
| 音声ガイド | なし |
| 撮影 スポット |
あり 多くの展示作品が撮影可 |
| グッズ |
展示会場の「外」にある特設ショップにて |
| 巡回 |
予定なし |
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関連情報
●「テート美術館- YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」
国立新美術館で2026年5月11日(月)まで開催中です。
1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト」たちの作品展です。
ちょうど自分が生まれてから小中学校くらいまでの時代、まだまだ子どもだった私には実感できなかった、おそらく父や母が感じてきた社会の空気があるような気がして、すこしそわそわしてしまいました。

●「ミロ展」(2025年)
チュルリョーニス展の星座の連作をみて、ミロ展にも星座の連作があったなと思い出しました。
作風は全く異なりますがどちらも綺麗で大好きです。

●「北欧の神秘」(2024年)
今回のチュルリョーニス展の作品の雰囲気は、この北欧の神秘展に出てきたものと同じ雰囲気がしました。
壮大な自然と神秘的な物語のような、ファンタジーな世界観です。
この「北欧の神秘」展が楽しかった方は、たぶんチュルリョーニス展も好きだと思います。

●「ヒルマ・アフ・クリント展」(2025年)
チュルリョーニス展の作品の雰囲気は、精神世界を抽象的に表現するという意味で、ヒルマ・アフ・クリントの作品にも似ている気がします。
神智学を深めたアーティストで、こちらも独自な表現がおもしろかった展覧会でした。

▼ 2020年から現在まで、観に行った美術展の感想はこちらにまとめています

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【おまけ】同じチケットで北斎が観られる!

チュルリョーニス展のチケットで「北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」も鑑賞できます。
冨嶽三十六景(全46図)がワンフロアで一望できる展覧会になっていて結構な迫力でした。
私はこの《諸人登山》がツボでした。
葛飾北斎『冨嶽三十六景』《諸人登山》天保1–4年頃(1830–33年頃)
チュルリョーニス展と北斎展、どちらを先に観ても大丈夫そうでした。
私はチュルリョーニス展が大本命だったので北斎のほうはノーマークでしたが、とてもラッキーな気持ちです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
美術展や読書記録の X もやっているので、よければ遊びに来ていただけると嬉しいです。
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( ・ω・ )/ 会場には鳥が飛んでいました♪
