先日、上野の東京都美術館に
『ゴッホ展 ― 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』展を観に行ってきました。
オランダのクレラー=ミュラー美術館から贅沢なゴッホコレクションが集結していて、《種まく人》や《夜のプロヴァンスの田舎道》など圧巻のラインナップが鑑賞できる展覧会でした。
すごく楽しかったです。
この記事では、そんなゴッホ展にて
たくさん買ってしまった【 図録とグッズ 】をご紹介できたらなと思います。
公式サイトのグッズページにのっていないものばかりですので、これから観に行かれる方の参考になればうれしいです^^
『ゴッホ展 ― 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』のグッズ購入品
図録
ゴッホ展図録
ゴッホ展の図録は
チラシにも使われている目玉作品《夜のプロヴァンスの田舎道》が全面にあしらわれたデザインになっています。
カラーページの印刷がとてもきれいで
展覧会の美しい思い出をそのまま見返せるようになっており、購入した甲斐がありました。
ゴッホ展図録 カラーページ
出展作品の解説以外にも、読み応えのある内容になっています。
●ヘレーネが購入したゴッホ作品の年表
●ヘレーネの生涯
●ヘレーネ・クレラー=ミュラーの展示空間について
…などなど。
ゴッホ展 オリジナル図録袋
A4サイズで、全244頁。
税込 2,400円です。
図録を買うと展覧会オリジナル図録袋がついてきます。
ゴッホらしい黄色カラーに
《夜のプロヴァンスの田舎道》のゆるっとしたイラストがまたかわいらしいです。
ポストカード
ゴッホ展グッズ ポストカード
展覧会グッズ定番、ポストカードもたくさんの種類がありました。
お気に入りの作品がきっと1つ以上見つかるはずです。
ホームページにのっている画像よりも印刷が格段に美しいので、ついつい手が伸びてしまいます。
しおり
ゴッホ展グッズ しおり
しおりすらも、これでもかというほどたくさんの種類がありましたよ。
私は金属タイプとプラスチックタイプの2種類、計4つを購入。
金属タイプは装飾が繊細ですごくキレイです。
《黄色い家》のしおりは、四角い形ではなく家の形に切りとられているところが特にかわいかった。
ゴッホ展グッズ しおり《黄色い家》
プラスチックタイプのしおりは
金属タイプよりも気楽に使えそうだなと思って購入しました。
プラスチックの下敷きみたいな感じで、しっかりと硬さのあるしおりです。
ゴッホ展グッズ しおり《緑のブドウ園》
すっごく綺麗なので
すぐ使うにはちょっともったいないな…!
しばらく眺めたあと、興奮がさめたらゆっくりと使っていこうと思います。
メモ帳
ゴッホ展グッズ メモ帳《夜のプロヴァンスの田舎道》
ボールペン、マスキングテープ、ノート、便せんなど、文具類もいろいろ売っていました。
私はメモ帳を購入。
オリジナル図録袋と同じテイストのイラストで、中身は4種類の絵柄がありました。
ゴッホ展グッズ メモ帳中4種
メモ帳はほかにも種類があったと思います。
美術館グッズのメモ帳とかボールペンは使うタイミングがわかりません…笑
職場で使うにはもったいないですもんね。
でも、つい買ってしまうんだよな。
ミニ魔法瓶
ゴッホ展グッズ 魔法瓶《夜のプロヴァンスの田舎道》
小さい魔法瓶も購入しました。
容量がコーヒーカップ1杯分くらいのミニサイズで、モノクロなデザインがかっこいいです。
蓋の上部にまでイラストが描かれています。
ゴッホ展グッズ 魔法瓶蓋フタ
たくさん手紙を書いたゴッホにぴったりのイラストです。
個人的には中蓋がないのが良かったです。
熱いコーヒーもカップで飲む時と同じように飲めますからね。
ゴッホ展グッズ 魔法瓶中
ただ残念なことに、魔法瓶の保温効果はそれほどでもなく、でした。
朝、自宅から入れていったコーヒーが温かいのはお昼くらいまでですね。
しかし作りはしっかりとしていますし、小さな手提げ袋にもスポッと入るサイズ感で重宝しています。
なによりデザインが良いので、持っているだけでテンションが上がるアイテムです。
開封まで中身がわからない缶バッジ
ゴッホ展グッズ 缶バッジ開封前
開封するまで中に入っている絵柄がわからない缶バッジ。
たしか600円くらいでした。
これ系のグッズはイベントみたいなものなので、必ず買っちゃう私です。
絵柄は数種類あって
一応「これだったらいいな」という希望も持ってはいるのですが…
ゴッホ展グッズ 缶バッジ開封後
正直、ハズレましたね。
この缶バッジは職場のネームプレートのところに着けています。
サクマ式ドロップス
ゴッホ展コラボグッズ サクマ式ドロップス
食べ物のお土産も多数揃っていました。
本格的なお菓子から、ビックリマンチョコとのコラボなどなど。
私が選んだのは
「サクマ式ドロップス」とゴッホ展のコラボ商品です。
小さいころ食べた懐かしいキャンディ。
《夜のプロヴァンスの田舎道》がプリントされていて、前面は糸杉と三日月のクローズアップ。
前後でプリントが違う楽しみ
後面は
明るく輝く星のクローズアップがプリントされています。
サクマ式ドロップスはこのほかにも
サンリオの「シナモンロール」とのコラボバージョンもあり、そちらはポップでかわいかったです。
透明って何味なんでしょう…?
サクマ式ドロップス。
ひさしぶりに自分で買ったかもしれません。
もうすっかりハッカ味も楽しめる年齢になりましたが、私は昔からこの透明な味が一番好きです。
懐かしい^^
缶バッジ(ガチャガチャ)
ゴッホ展 ガチャガチャ 開封前
ガチャガチャもあったのでしっかりやってきました。
美術展ガチャをやるときは自分ルールがあります。
・回すのは1回だけ
・自宅に帰ってから開封する
これも家に帰るまで何が当たるか楽しみにしていましたよ。
結果がこれです。
ゴッホ展 ガチャガチャ開封後
《悲しむ老人》でした!
9種類もあったなかでコレか 笑
絵の実物はすっごく良かったのですが、
缶バッジとか身に着けるタイプのグッズならもっとポジティブな絵が良かったかも…
…これもまたガチャの醍醐味ですね。
ガチャガチャは1回たしか300円。
グッズ売り場を出てすぐのところにあります。
ポーチ
ゴッホ展グッズ ポーチ
わたしの一番のお気に入りが、こちらのポーチです。
サイズは約19×25.5cm。
なかには小さなポケットがついています。
中の素材は汚れに強そうです
マチはないのですが
チャックはスムーズですし、ある程度の厚さのものも入れられます。
なんといっても
ハードカバーの本がぴったり入るサイズなのが最高なんです!!
ハードカバーの本も・・・・
本を鞄にそのまま入れると本の角が傷むので、こういうポーチを探していました。
サイドポケットにはお気に入りのしおりを数種類入れていて、気分で交換しています。
ちなみにいま読んでいる本は、原田マハさんの『たゆたえども沈まず』です。
ゴッホ展に行ったらゴッホのお話が読みたくなりました。
・・・・スッポリはいるサイズ感!
ポーチは3種類くらいあって、
一つは《黄色い家》のイラストでマスタードカラーがかわいくて、どちらにするか悩みました。
同じデザインでブックカバーもあったようですが、私が行ったときにはすでに売り切れていました。
ミニチュアキャンバス
ゴッホ展グッズ ミニチュアキャンバス
最後はミニチュアキャンバスです。
ものすごくお気に入りの絵があったときだけ購入することにしています。
色々な種類がありましたが
私は特に感動した《種まく人》と《夜のプロヴァンスの田舎道》の2つを選びました。
ミニチュアキャンバス《夜のプロヴァンスの田舎道》
本展のミニチュアキャンバスは
「額縁に入っているタイプ」と「入っていないタイプ」の2種類があり、ほかの展覧会でもよく見かけるのは「入っていないタイプ」のほうだと思います。
どちらにするか迷ったのですが、
このゴッホ展に関していえば「額縁に入っているタイプ」の方がプリントが明らかにきれいでした。
ミニチュアキャンバス《種まく人》
「額縁タイプ」は凹凸のある素材にプリントされていて、油絵の具が光に当たって光っているような光景にもみえ、太陽の光・星や月の光を描いた作品にはピッタリだと思います。
決して高級感のある素材ではないのですが、遠目からはわからないので十分です。
ミニチュアキャンバス説明書
「額縁タイプ」のミニチュアキャンバスは
壁に画鋲でとめることも、付属のスタンドを使って立て掛けて飾ることもできます。
スタンドにする場合、
厚紙を両面テープでキャンバスの裏に貼り付けるため、一度貼ったら剥がせないので注意が必要です。
私は壁に飾りました。
ミニチュアキャンバス 壁に飾った様子
狭い部屋でも好きな絵画が並べば素敵にみえるので、ミニチュアキャンバスって大好きです。
*
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いかがでしたでしょうか。
ちょっと買いすぎましたね汗
展覧会が良かった時のグッズ売り場では、ついつい財布のひもがゆるゆるになってしまいます。
美術展って、作品を観ることはもちろんグッズもまた楽しみのひとつ。
この機会にしか買えない特別なものばかりなので、
これから『ゴッホ展』を観に行く方はどうかお楽しみください^^
なお、グッズ売り場は展示会場内にあります。
お財布をもって会場へお入りください。
『ゴッホ展』関連情報
展覧会開催情報
展覧会名 | ゴッホ展 ─ 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント |
● 東京展 | 会場:東京都美術館 公式HP: 特設サイト 公式Twitter:展覧会アカウント / チケット最新情報 / グッズ情報 会期:2021年9月18日(土)~12月12日(日) |
チケット | 日時指定予約優先 一般 2,000円 |
所要時間 | 1時間半~2時間程度 |
ロッカー | あり(100円玉必要) |
混雑 | 平日午前で、常に隣に人がいるくらい |
音声ガイド | ナビゲーター:鈴木拡樹さん(俳優) 大橋トリオさんの本展テーマ曲「Lamp」の一部が聴ける 税込600円 |
撮影スポット | なし |
グッズ | 充実 グッズ最新情報はTwitter(@vanGogh_goods)にて |
● 福岡展 |
会場:福岡市美術館 公式HP: 特設サイト / 美術館Twitter 会期:2021年12月23日(木)〜2022年2月13日(日) |
● 愛知展 |
会場:名古屋市美術館 公式HP: 特設サイト / 美術館Twitter 会期:2022年2月23日(水)〜4月10日(日) |
※お出かけ前に公式サイトをご確認ください
おまけ:ゴッホ展テーマ曲「Lump」
『ゴッホ展』の音声ガイドでは、
大橋トリオさんが展覧会のために書き下ろしたテーマ曲「Lamp」の一部を聞くことができます。
ゴッホの絵を観ながら聴くと
本当にどっぷりと世界観に浸り込めるような楽曲で、展覧会をより楽しめました。
とくに
「あふれそうなこの日々を 何色にたとえるの」という歌詞が、ゴッホの心情をうつしているようで好きです。
おまけ:ゴッホがでてくる小説
原田マハさんの『たゆたえども沈まず』と『リボルバー』。
ゴッホ展に行ったら読みたくなり、絶賛読書中です。
原田マハさんの芸術系の小説は
いまのところどれもはずれなしにおもしろいので、これらを読みおわるのが楽しみです…!
関連記事
▼『ゴッホ展』の展示内容についての感想はこちらです。
▼『ゴッホ展』公式サイトのグッズページはこちらです。
▼三菱一号館美術館では『印象派・光の系譜』展が開催中です。
ゴッホがパリで衝撃を受けた印象派絵画の光の表現、その後のゴッホも含めたポスト印象派やナビ派の光の表現。そして話題作、レッサー・ユリィの《夜のポツダム広場》も観られる贅沢な展示になっています。
▼印象派よりもずっとまえにいち早く戸外制作にくりだしたのが、イギリス画家コンスタブルです。
気象学を理解して雲の絶妙な変化を細かく描き分け、ゴッホも憧れた農民画家ミレーが属する「バルビゾン派」に大きな影響を与えました。
▼後期印象派のあとに登場する「ナビ派」。
ゴッホの友人ゴーガンの影響をうけながら新しい絵画を模索していった若い芸術家グループです。
自分を取り巻く家族をテーマにした絵画も数多く描き、なかでも「こども」に着目した『画家が見たこども展』はかわいいがいっぱい詰まっていて大好きでした。
▼ヘレーネのコレクション展示のおかげで世の中に名前が知れ渡ったのはゴッホだけではありません。
ピカソやモンドリアンもそのひとりです。
ヘレーネはモンドリアンの抽象的な作品の中に、哲学的な魅力を感じていたといいます。
『モンドリアン展』では、抽象画とそれ以前のもう少しわかりやすい作品まで広く観ることができ非常に楽しかったです。
▼Twitterでは、気ままに美術や読書についてつぶやいていますのでよかったら見てください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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