最近、トマトジュースにはまっています。
抗酸化作用が高く、健康や美容において積極的に摂っていきたいのが「リコピン」という成分です。
そんなリコピンが豊富に含まれている食材が、そう。
トマトなんですよね。
今回はリコピンを手軽に効率良く摂取する方法として「ホットトマトジュース + オリーブオイル」をご紹介し、健康や美容へのはたらきについて考えていきたいと思います。
「ホットトマトジュース + オリーブオイル」は納得の健康ドリンク
トマトは生のままより「トマトジュース」で
トマトに豊富に含まれている「リコピン」は赤やオレンジの色素成分で、β-カロテンの仲間です。
抗酸化作用が高く、健康や美容にさまざまな効能が期待できる万能成分として知られています(後述)。
トマトジュースに使われるような「加工用のトマト」は、生のトマトと比べてリコピンの含有量が3倍。
吸収率にいたっては3.8倍という研究結果が出ています。
加工用のトマトには完熟した赤いトマトがふんだんに使われているからだそうです。
✅ リコピン含有量は【生トマト<トマトジュース】
摂取のポイントは「加工・加熱・油分 」
✅ 加工
トマトの細胞が壊れ、リコピンが外に出てくるので吸収率アップ
✅ 加熱
トマトの細胞が壊れ、吸収しやすい"シス体"のリコピンが増える
✅ 油分
リコピンは油分に溶けやすく吸収率アップ
リコピンの1日の摂取推奨量は15~20mg
・トマトケチャップなら大さじ4杯
・ホールトマトなら1/2缶
・トマトジュースなら200ml
トマトジュースなら手軽に毎日の生活に取り入れられるので忙しい人にもおすすめです。
✅ リコピンを無理なく接種するにはトマトジュースが簡単
なぜ油分のなかでも「オリーブオイル」なのか?
オリーブオイルには「オレイン酸」が豊富に含まれています。
オレイン酸には
善玉コレステロールを減らさず悪玉コレステロールを減らすはたらきが期待できます。
そのため、油分のなかでもオリーブオイルを選んだ方が健康を目指すうえで合理的ですね。
✅ オリーブオイルの「オレイン酸」のパワーをプラス
結論:リコピンを摂るなら「ホットトマトジュース+オリーブオイル」
ホットトマトジュース+オリーブオイルは
「加工・加熱・油分 」3拍子揃ったぴったりな組み合わせになっています。
そしてなによりトマトとオリーブオイルの組み合わせはおいしい!
イタリア料理しかりです。
ちなみに生トマトを食べるときは普通の大きいトマトよりもミニトマトを選ぶと良いそうです。
リコピンは果皮におおいのですが、ミニトマトのほうが果皮の割合が高いからだとか。
トマトの健康パワー
トマトというか、
トマトのなかの「リコピン」の健康パワーという感じです。
血糖値の低下
トマトに多く含まれる「リコピン」は、その強い抗酸化作用により血液中の活性酸素が除去され、インスリンの働きを助けるといわれています。
✅ 血糖値の低下にアプローチ
✅ 食後に血糖値が急上昇するのを防ぐことにもつながる
コレステロールの低下で血流改善
リコピンは善玉コレステロール(余分なコレステロールを回収・処理する)を増やすはたらきをもつことが分かっています。
また、抗酸化作用が悪⽟コレステロールの酸化を抑制し、⾎流を改善できるとされています。
✅ 動脈硬化・⾼血圧・心筋梗塞・メタボリックシンドロームなどの生活習慣病へアプローチ
ダイエット
リコピンのによって血流が改善しすると、代謝が促進されます。
代謝が促進されると摂取したカロリーの消費が活発になり、脂肪を蓄積しにくい体をつくることが期待できます。
また、リコピンが持つ抗酸化パワーが脂肪細胞の増加を防ぐと考えられています。
前述した血糖値の急上昇を防ぐことも肥満防止にもつながりますね。
✅ 太りにくいカラダづくり
美肌
リコピンにはシミのもととなるメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。
また、強い抗酸化パワーは肌老化の原因となるお肌の酸化を防ぐことが期待できます。
トマトには同じような抗酸化のはたらきをするビタミンEも豊富です。
さらに、代謝が改善されていますので、血行が良くなりくすみが気になる方にもよいですね。
✅ トマトは飲む日焼け止め
✅ アンチエイジング(シワ・たるみ・くすみ)
「ホットトマトジュース+オリーブオイル」の簡単レシピ
② レンジであたため
③ オリーブオイルを小さじ1程度入れる
④お好みで「バジル・レモン・ショウガ」などをちょい足し
トマトはリコピンだけでなくビタミンCも豊富です。
トマトに含まれるビタミンCは熱に強いので、加熱してもトマトを生で食べた時とほとんど変わりなく摂取できるといわれています。
飲むタイミングは?
リコピンの吸収率が高い順に「 ①朝 ②夜 ③昼 」です。
とろっとしたホットトマトジュースはお腹にたまってくれますので、朝ごはんを抜きやすい人にはもってこい。
朝は忙しくてゆっくりジュースなんか飲んでいる時間がないよって方は、無理をせず自分の生活スタイルに合ったタイミングで飲めばいいと思います。
小腹がすいたときに、お菓子を食べる代わりにトマトジュース飲めばとってもヘルシーですね。
✅ 飲むタイミングはオススメ順に「①朝 ②夜 ③昼」
「ホットトマトジュースとオリーブオイル」で健活!
ブルームバーグの「健康な国」指数による「世界で最も健康な国ランキング(2019)」では、
1位:スペイン
2位:イタリア
だそうですよ(日本は第4位)。
どちらも料理にトマトのイメージがありますね。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのは昔のヨーロッパが語源だそうです。
スーパーで1年中手に入る身近な野菜、トマト。
健康生活には欠かせない食材ですね。
▼ 私がよく買うトマトジュース
★食塩不使用でリコピンが多い
★そのまま飲めむにはさらっと爽やか系で飲みやすい
★ホットにしたときのとろみ・濃さがちょうどよくて美味しい
スーパーでもよく見かける商品です。
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体全体のコリや血流関連はこちら。▼
普段はこんなものを書いています。▼
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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